僕だって、猫舌だった
昔はかなりの猫舌生活を送ってきた。
みんなが、ラーメンをズルズルしてるときに、僕はいつまでもフーフー。
今では、みんなと一緒にズルズルしてる。
人間、頑張れば強くなるもんだ。
適性はどうしても存在するけど。
忍耐って言葉を考えたときに、
この話が思い出された。
自分は、別に苦労した気はしてない。
辛いとも思わなかった。
「あっちー!!まじ熱いはこれ!ケラケラ」
みたいな、上顎がやけどしてたって、気にならなかった。
苦労や、忍耐を、辛いと思わないって、
そういうことなんじゃないか?
僕はただただ、熱々でラーメンを食べたかったし、美味しい食べ物を美味しいタイミングで食べたかったから、熱々のまま掻き込む。
もしも誰かに、
「熱々で食うのがうまいんだルォ?!なにフーフーしてんだ?!良いから食えよ!」
なんて言われて、熱々を食べたいわけでもないのに、いやいや食べてたら。
「辛いなぁ」
って思ったんろうね。
目的の大小はあったとしても、
自分がそうしたいのであれば。
努力は楽しいものになる。
もっと分かりやすいので言えば、ムキムキになりたい人は、筋肉痛が嬉しいってのと同じだな。
何か新しいものを得ようと思うなら、確実に苦労は起きる。
けど、苦労を苦労と思わず、むしろ楽しさや嬉しさを感じれる事って、誰しも必ずある。
モテたい一心でなんでも頑張れる人がいるみたいに。
僕にも、そういうものがちゃんとあるはず。
まだ、どれかは分かんないけどね。
草抜きって、意外と楽しいんだよ
僕は、直近では園芸店で働いていた。
基本、生花は扱ってなくて、木と草を扱うところ。
大きい物だと、100キロを超える植物も扱うし、成人女性ぐらいの重さは日常茶飯事に持ち上げるようなお店だった。
物量も結構あって、梅雨時期になると屋外や鉢の中に雑草がたくさん生えてくる。
「昨日は、生えてなかったよな?」
なんて思うぐらいには、あいつらはことごとく顔を見せてくる。
「俺のこと好きかよ」
なんて冗談を言いたくなるぐらいには、ひょっこり顔を見せる。
細かいことが気になってしまう体質のせいか、接客中や水やりのときに、どうにも雑草が気になる。
その度に、駆除していくんだけど。
自分は単純作業が嫌いだと思っていたのに、実は草抜きみないな作業が好きっぽい。
そう思って、今までを思い出すと。
意外とコツコツやってるんだよね。
作業とか、練習とか。
営業の時は、商品の知識だけじゃなくて、自社内での売り上げランキングを勝手にデータ化してたり、細かくメモを残してたら、1ヶ月でノート3冊ぐらい書いてたり。
ただ、家事が好きじゃないから、面倒なことは嫌いなんだろうって予想してた。
逆に、なぜ家事が嫌いなのか?ってほうが疑問に感じる今日この頃。
これまでの仕事は、営業、倉庫、接客、販売、企画・仕入、店長、、、
などなど、人とたくさん関わる仕事をしてきたけれど、一回あんまり人と関わらず淡々と黙々と。
作業をしたり、リサーチしたり、分析したりする仕事に就けたらいいなぁ、なんて思う。
そんな仕事、地方にあるんだろうか?
うまくフィットする仕事に出会えるといいな。