僕だって、猫舌だった
昔はかなりの猫舌生活を送ってきた。
みんなが、ラーメンをズルズルしてるときに、僕はいつまでもフーフー。
今では、みんなと一緒にズルズルしてる。
人間、頑張れば強くなるもんだ。
適性はどうしても存在するけど。
忍耐って言葉を考えたときに、
この話が思い出された。
自分は、別に苦労した気はしてない。
辛いとも思わなかった。
「あっちー!!まじ熱いはこれ!ケラケラ」
みたいな、上顎がやけどしてたって、気にならなかった。
苦労や、忍耐を、辛いと思わないって、
そういうことなんじゃないか?
僕はただただ、熱々でラーメンを食べたかったし、美味しい食べ物を美味しいタイミングで食べたかったから、熱々のまま掻き込む。
もしも誰かに、
「熱々で食うのがうまいんだルォ?!なにフーフーしてんだ?!良いから食えよ!」
なんて言われて、熱々を食べたいわけでもないのに、いやいや食べてたら。
「辛いなぁ」
って思ったんろうね。
目的の大小はあったとしても、
自分がそうしたいのであれば。
努力は楽しいものになる。
もっと分かりやすいので言えば、ムキムキになりたい人は、筋肉痛が嬉しいってのと同じだな。
何か新しいものを得ようと思うなら、確実に苦労は起きる。
けど、苦労を苦労と思わず、むしろ楽しさや嬉しさを感じれる事って、誰しも必ずある。
モテたい一心でなんでも頑張れる人がいるみたいに。
僕にも、そういうものがちゃんとあるはず。
まだ、どれかは分かんないけどね。